私たちOpenTextが注力しているデジタルトランスフォーメーションは、いよいよ2018年に本格化を迎えるとみられているようです (ご参考:IDCによる発表)。確かに2017年にさまざまな試行で盛り上がったRPAなども、より実用に即した、あるいはさらに包括的なデジタル化や働き方改革への取り組みの一環として、本格化しそうな肌感覚があります。
そもそもデジタルトランスフォーメーションという言葉は、2004年にスウェーデン・ウメオ大学の教授エリック・ストルターマン氏が最初に提唱したとされています。その時の論文のタイトルは「Information Technology and the Good Life」、まさにITの力が、人々の生活をより良いものへと変化させていくというものでした。
そしていま私たちOpenTextは、企業が目指すべきデジタルトランスフォーメーションの方向性について次のように考えています。
カスタマーエクスペリエンス向上: 顧客を中心とするアウトサイドインの思考に基づいて、より良いエクスペリエンスをあらゆるタッチポイントで提供するには、デジタルの力が欠かせません。
オペレーション最適化: RPAだけではなく、紙ベースからデジタルなプロセスに移行し、セキュアなコラボレーションを広範なステークホルダー間で実現し、スピードとコストを劇的に改善できます。
ビジネスモデル再構築: FinTech/InsTech、シェアードエコノミーに代表されるような、新たなビジネスモデルが新たなプレイヤーから提示される中、企業自身が自らのビジネスモデルを破壊して新たなビジネスを作り出すことで、生き残り、勝ち残ることができます。
これからの破壊的なデジタルイノベーションの展開に向けて、企業はどのように考え、取り組むべきなのか。本ブログでは国内外の情報活用のトレンドや事例などを、少しずつでもご紹介していきたいと思っています。
ぜひ、OpenTextのブログを、今後ともよろしくお願いいたします!
OpenText Japan Blog Team