OpenTextで働いていると、当たり前ですが外資系企業でよくある買収・合併に伴う変革がよくあります。会社と会社が一緒になるのですから、それはもう大変です。新しいお客様、新しい文化、新しい仲間。そしてもちろん新しい製品も入ってきます。
私自身は技術を担当している人間ですので、新しい製品をキャッチアップし、きちんとしたソリューションとしてお届けできるようにするため、勉強・勉強の毎日です。当然業務は他にた~くさんありますので、正直シンドい、充実した日々を送っています。
自分たちって主にECMやってるんだよねえ、と思っていたら、新ジャンルの製品がやってきて、しばらくするとそれと同じジャンルで別製品がまたやってきたり、それらにキャッチアップするために格闘していると、日本で既にお客様のいらっしゃる製品が飛び込んできて優先順位がひっくり返ったり。。。。
うーん、なかなかにダイナミックな環境であり、ふと冒頭のような思いが浮かんでくることがありますね。
そんな生活を送っていると、いろいろな製品たち、そのユースケースを俯瞰してみるようになってきます。BPMとECMの組み合わせで、プロセス及びそこで発生するドキュメントや各種情報を管理する、なんてのはすぐに思いつく話ですが、「今日のOpenTextは業界最高の帳票ポートフォリオを備えています。」は何年か前にはとても言えなかった内容だったと思います。
ECMに視点を戻しても、全体の大きなソリューションの一部を担う形になりますし、求められる要件も変わってきています。
私どものBlogでもご紹介のとおり、ある調査会社はECMを再定義しコンテンツサービスへの移行を提言しました。調査会社の出した元記事はタイトルが刺激的あることも含めこの記事には思う所ありますが、1つの方向性としては間違っていないと考えています。(が、やはり思うところはあります、の想いが強いかな・・)
さて、現在OpenTextでは2つのECM製品を持っています。私にとっては馴染みのOpenText Content Server, そして遂にやってきた巨人、Documentumです。(新しい製品が来ることには慣れているつもりでしたが、この時は文字通りひっくり返りました)
私たちはこの状況を消化していかなければなりません。遅ればせながらその第一歩として両製品を比較してみました。
オープンテキスト株式会社
ソリューション部
ソリューションコンサルタント
新井 祐一