ベルギーの保険会社Fédérale Assuranceは、自動車保険、火災保険、生命保険をはじめとする保険商品および金融投資商品に関する、1,000万ページに上るカスタマーコミュニケーションを、毎年作成しています。契約書、更新通知、提案書といったドキュメントは、個別クライアントのニーズに合わせて調整した後、紙あるいはEメールを選択して送付する必要があります。
同社は既存のレガシーツールをリプレースするための新たなソリューションを探していました。まず包括火災保険契約プロセスで使用し、最終的にはすべてのコミュニケーションで使用することを目指します。ドキュメントの構成と配信におけるITへの依存を減らすこと、リアルタイムのパーソナライズとマルチチャネル配信でタイムツーマーケットを短縮すること、そしてMicrosoft Dynamics® CRMといった既存のビジネスアプリケーションとのシームレスな統合を確実に行うこと、なども新ソリューション導入の目的でした。
Fédérale AssuranceのIT運用およびドキュメントプロダクションサービスの責任者であるChristian Flion氏は、OpenText™ Exstream™を選択したことで達成されたベネフィットについて、次のように説明します。
OpenText™ Exstreamは直感的でとても使いやすい。チームメンバーはすぐに独り立ちし、知識を深めつつドキュメントデザインを進めることができました。Exstream Designer は競合製品よりもユーザーフレンドリーです。当社の非常に多くの増え続けるカスタマーコミュニケーションの大部分が、いまはOpenText Exstreamによって処理されています。
– Fédérale Assurance IT オペレーションズおよびドキュメントプロダクションサービス本部長、Christian Flion
今日では、およそ350名のスタッフが毎日、モバイルタブレットデバイスでもExstreamを使っています。取得された顧客情報は同期・検証され、コンプライアンスのためにOpenText™ Documentum™に保存されます。新たな商品やオファリングの市場への投入が迅速となり、ITへの依存度が下がり、他のプロジェクト群との統合も簡単なことで、当初の目的は達成されています。
いまやOpenText Exstreamは、Fédérale Assurance ITシステムの中核を成しており、カスタマーコミュニケーションにおける優れたパーソナライゼーションと柔軟性を提供しています。より多くのコミュニケーションがExstreamに移行中で、2020年までにはおよそ80％がExstreamに移行を終えるでしょう。Fédérale Assuranceは、特に最新リリースの新機能に関する、ガイダンス、専門知識、コーチングのためにOpenText Professional Servicesも活用しています。
Christian Flionは、当社のOpenText Elite™プログラムの重要なメンバーです。最近インタビューさせていただきましたので、こちらのビデオとサクセスストーリー(英語)、サクセスストーリー(日本語)もぜひご覧ください。
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(当ブログは2019年4月6日に米国で発表された Fédérale Assurance implements customer communications strategy with OpenTextブログ記事の抄訳を補足したものです)
