セイコーエプソンは、EDIの共通化/標準化を進めるためOpenTextを採用

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6月 04, 20251 min read

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セイコーエプソン株式会社(以下、エプソン)はグローバル経営基盤変革プロジェクトにおいて、基幹システムのグローバル統合とEDIの共通化/標準化を進めるため、OpenText B2B Integration Enterpriseを採用。国内販売会社への展開によって取引先とのEDI接続の難易度を下げ、スピード化を図っています。将来的には海外生産拠点、海外販売拠点へのWeb-EDI導入も計画中で、タイムリーなデータ供給と迅速な経営判断、ガバナンスの強化に寄与していく方針です。

グループ全体のITシステムを標準化するグローバル経営基盤変革(GX)プロジェクト

「省・小・精の技術」を核に、プリンター、プロジェクター、産業用ロボット、水晶デバイス、半導体などの製造・販売を手がけるエプソン。現在、長期ビジョン「Epson 25 Renewed」のもと、「環境」「DX」「共創」を重点に取り組んでいます。

DXを重要な経営戦略に位置付ける同社では、強固なデジタルプラットフォームによる新たな価値の創出を目指しています。その1つが、グループ全体のグローバル経営基盤変革(GX)プロジェクトです。DX推進本部 IT企画設計部 部長の小口俊樹氏は次のように語ります。

「GXプロジェクトの目的は3つあります。1つめは、経営意思決定支援の強化です。世界中の販売拠点・製造拠点のデータをリアルタイムに把握し、的確で迅速な経営判断を実現します。2つめのガバナンス強化では、世界中の事業部のデータを統一し、経営の意思を反映した事業活動を実施します。3つめが低生産性・長時間労働からの脱却で、スタッフを高付加価値業務に集中させることを目指します」

同社は上記の目標に向けてグローバルデータベースの構築、業務プロセスとシステムの標準化、ガバナンス強化を並行して進め、2030年までにERP(SAP S/4HANA)をコアとするシステム更新を進める計画です。

OpenText B2B Integration Enterpriseでグループ共通のEDI基盤を構築

エプソンはERPの刷新に伴い、仕入先、販売先、国内外のグループ会社、物流会社、金融機関などとの企業間通信を行うEDI基盤も全面刷新することにしました。

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