Oracle環境を守る、次世代バックアップ&リカバリ戦略とは

企業の基幹システムとして広く利用されているOrac…

OpenText Japan  profile picture
OpenText Japan

8月 08, 20251 min read

この投稿を x に共有します。 LinkedIn に共有します。 メール送信先

企業の基幹システムとして広く利用されているOracle環境において、バックアップや災害復旧は極めて重要です。OpenText™ Data Protectorは、Oracle Standalone、Data Guard、Real Application Clusters(RAC)など、さまざまな構成に対応し、スケーラブルかつ一元管理されたバックアップ/リカバリを実現します。

なぜエンタープライズ向けバックアップが必要か?

Oracleは企業の中核業務を支えるデータベースであり、その保護には高い信頼性と柔軟性が求められます。標準のRecovery Manager(RMAN)も存在しますが、テープ装置や専用アプライアンス、クラウド環境などへのバックアップには限界があります。高可用性や迅速な復旧を実現するには、エンタープライズクラスのバックアップソリューションが不可欠です。

OpenText Data Protectorが提供するOracle向けソリューションの強み

OpenText Data Protectorは、25年以上にわたりOracle環境をサポートしてきた実績を誇ります。以下のような先進機能により、Oracle環境の安全性と可用性を高めます。

  • アプリケーション一貫性のあるバックアップ/リカバリ
  • 災害復旧機能を標準搭載
  • 操作性に優れた設定UIと、標準化されたバックアップ/複製/リストア機能
  • HPE、DELL、NetAppストレージとのスナップショット連携で厳格なSLAに対応
  • テープ、ディスク(重複排除対応)、クラウド多様なバックアップ先をサポート
  • オブジェクトコピーの自動生成・切り替え
  • RMANの高度な機能(ブロック変更追跡、バックアップ最適化、暗号化、自動修復等)を最大限活用
  • Oracle管理者にとって透過的な運用(標準RMANコマンドで操作可能)
  • ダッシュボードによるバックアップ/リカバリ状況の可視化
  • アーカイブログ、設定ファイル(暗号化ウォレット、リスナー設定、Oracle Home等)、制御ファイル、CDB/PDB、テーブルスペース等、Oracle環境全体を包括的に保護

透明性と一元管理の実現

Data ProtectorはOracleのMedia Management Layer(MML)APIを利用し、RMANと直接連携します。RMANに慣れた管理者でも新たな学習コストなく、透過的にData Protectorを活用できます。また、Oracle Enterprise Manager Cloud Control等の管理ツールや他社製管理ソリューションからもData Protectorのタスクを呼び出せるため、バックアップ/リストア運用を一元化できます。

アプリケーション一貫性のある保護

Data ProtectorのOracle向けオンラインエージェントは、アプリケーションの整合性を確保したバックアップとリカバリを実現し、高度なデータ整合性と業務継続要件を満たします。ログファイルの追跡・管理により、特定の時点や、直近で復元可能な状態へのリカバリが可能です。

このエージェントは、Standalone構成やReal Application Clusters(RAC)構成に対応し、物理・仮想・クラウド環境を問わず効率的なデータ保護を実現します。さらに、ローカルのファイバチャネル接続によるバックアップ、リモート拠点へのLAN経由バックアップ、長期保管のためのテープオフロードやクラウドアーカイブにも対応しています。

強化された自動災害復旧

アプリケーションデータに加え、OSファイル、ドライバ、ブートに必要なファイルなどのシステムデータも、チェックボックスひとつでまとめてバックアップ可能です。Oracleサーバが完全に障害を起こした場合でも、フルリカバリを自動化し、迅速な復旧を実現します。

物理・仮想環境を問わず、任意のバックアップセットからのベアメタルリカバリ(Bare Metal Recovery)にも対応しており、Oracle環境全体にわたって一貫性を保ちつつ、SLAの達成を支援します。

予測分析によるSLA管理と可視化

予測分析機能により、SLA(の状況を継続的に監視・追跡し、障害の予兆を可視化。将来的な停止リスクを予測し、事前対策を可能にします。

ミッションクリティカルなOracle環境においては、SLAのリアルタイム管理が不可欠です。アプリケーション監視ダッシュボードでは、RPO(復旧時点目標)およびRTO(復旧時間目標)を設定・管理・追跡でき、アラート通知やインテリジェントな推奨アクションを通じて、高可用性の維持を支援します。

高速かつスケーラブルなOracleバックアップを実現

Data Protectorは、複数のOracleバックアップチャネルを活用した列処理に対応しており、数百台規模のデバイスや大規模なバックアップライブラリにも高いスケーラビリティを発揮します。1セッションあたり100TB/時を超える高速バックアップも可能です。

また、OpenText DPDをはじめ、HPE StoreOnceやDELL Data Domain Boostとの重複排除機能を連携させることで、クライアント/メディアサーバ/バックアップターゲットのいずれにおいても、データ転送の効率化とストレージ使用量の最適化を実現します。

さらに、以下のような多様なバックアップ方式に対応し、Oracle環境の要件に柔軟に対応可能です:

  • ローカル/ネットワークバックアップ
  • ディスクスナップショット
  • イメージ/合成バックアップ
  • オブジェクトミラーリング
  • パラレルストリーム など

これにより、あらゆるシステム構成・ポリシーに応じた最適なOracleデータ保護を提供します。

あらゆるOracle環境に対応する信頼のデータ保護基盤

OpenText™ Data Protectorは、複雑化するOracle環境にも対応可能な、信頼性の高いエンタープライズ向けバックアップ/リカバリソリューションです。他製品とは異なり、Oracleとの深い統合やRMAN対応、堅牢なセキュリティ機能、高いスケーラビリティを備え、物理・仮想・クラウド・異種ストレージ/OS環境にわたる統合的なバックアップ管理を実現します。

さらに、小規模構成から大規模データセンターやリモート拠点にわたる数千台規模のシステム管理にも柔軟に対応可能です。分析・自動化・セキュリティを融合したアダプティブアーキテクチャにより、ビジネス継続に不可欠なプロセス全体を自動化。複数製品や手作業に起因する運用リスクを排除し、安定したIT運用基盤を提供します。

Oracle連携の技術情報については、 “Oracle向けOpenText Data Protectorの統合によるメリット (英語)”をご参照ください。

Share this post

この投稿を x に共有します。 LinkedIn に共有します。 メール送信先
OpenText Japan avatar image

OpenText Japan

OpenText™ は、AIの時代に企業がデータを安全に管理し、正しく活用できるように支援する、情報管理ソリューションのグローバルリーダーです。私たちの技術は、データに意味や背景(コンテキスト)を加えることで価値ある情報へと変え、AI の学習に必要なナレッジベースを作り出します。詳しくは www.opentext.com をご覧ください。

See all posts

著者の他の記事

バックアップは「復旧」から「信頼」へ― 企業データにいま求められる新しいバックアップの考え方

バックアップは「復旧」から「信頼」へ― 企業データにいま求められる新しいバックアップの考え方

企業のバックアップは従来の「復旧できる」対策から、「信頼できるデータを説明できる」基盤へと役割が拡張しています。監査・規制やAI活用の進展により、復旧後データの正当性やプロセスを示せることが重要になってきているからです。バックアップと記録管理を連携し、操作や判断を記録することで、企業全体の信頼性を支える仕組みへ進化するという考え方が「From Backup to Trust」なのです。

4月 10, 2026

1 min read

OpenText調査:企業が生成AIを安全に運用するために必要なこととは?

OpenText調査:企業が生成AIを安全に運用するために必要なこととは?

生成AIは多くの企業で実用段階に入る一方、ガバナンスやセキュリティ整備が追いついていません。OpenTextの最新の調査ではAI成熟度が高い企業は約2割にとどまり、バイアス、誤情報、プライバシーなどのリスクが顕在化しています。安全なAI活用には、アイデンティティ管理、データ保護、継続的な監視、セキュアなアプリ設計という4つの基盤を初期段階から組み込むことが不可欠であると結論付けています。

4月 06, 2026

1 min read

人事業務のAI活用には、より強固な文書管理が必要

人事業務のAI活用には、より強固な文書管理が必要

人事領域でAI活用が進む一方、多くの導入が失敗する原因は技術ではなく、分散・不完全な人事文書管理にあります。AIは信頼できる完全な情報を前提としますが、契約書や評価記録などが統合管理されていないと矛盾やリスクを増幅させます。強固な文書管理基盤は、透明性・説明責任・コンプライアンスを支え、CHROが安心してAIを拡張するための戦略的基盤となるのです。

3月 31, 2026

1 min read