2020年に起きた出来事は、業務の進め方や働き方に急激な変化をもたらしました。これらの変化は、情報へのアクセス、プロセスの安定性、ガバナンスの確保といった従来型の企業情報管理の弱点を明らかにしました。
ガートナー社が昨年発表した下記のレポートは、コンテンツサービス・テクノロジーがこの新しい世界での生産性向上と事業継続のために果たす役割を理解するのに役立ちます。
- 2020 Gartner Magic Quadrant for Content Services Platforms
- 2020 Gartner Critical Capabilities for Content Services Platforms
No.1ベンダーとしてのアプローチ
また前記のレポートは、各ベンダーそれぞれの品質向上への取り組みを理解する上でも役に立つでしょう。オープンテキストでは、堅牢で適応性のあるコンテンツサービス・プラットフォームこそが、強固な経営基盤と事業の永続性をもたらすと考えています。
そうした企業全体の一貫性と継続性を担保するためには、情報を生成するシステム(Microsoft、SAP、Salesforceなどの主要な業務アプリケーション)とコンテンツサービス・プラットフォームを統合することが必要です。なぜなら、こうした統合により初めて、統一された文書のライフサイクル管理やガバナンスポリシーが拡張され、信頼性の高い接続が実現することで、情報を必要としている人やプロセスに自動的に適切な情報を流し管理することができるのです。
情報基盤としてのコンテンツサービス
さらにこうした統合ののち、個人の生産性をサポートするアプリケーションを追加導入することでさらなる自動化や効率化が促進されるでしょう。たとえば、Microsoft Teams のコンテンツには、各国の法令に準拠したコンプライアンスやセキュリティのプロトコルを適用することができ、面倒な画面の切り替えを省いてSAPのデータをSalesforceに直接表示することや、入力された情報をAIで分析し、ケースマネジメントのワークフローに流したり、メンテナンスなどのイベントを自動的にスケジューリングすることもできます。可能性はほぼ無限です。しかし、それにはしっかりとした土台が必要です。
デジタルワークプレイス
ガートナー社のレポートでは、次のように記されています。「長い歴史を持つこの市場において、統合型のインテリジェントなコンテンツサービス、リポジトリ連合、クラウドへの対応能力が、差別化と破壊的創造を生み出しています。デジタルワークプレイス・アプリケーションに関わる担当者は、本レポートを参考に、自社のコンテンツサービス戦略に適切なCSPを検討することができます。」*
このようなコンテンツサービスへのアプローチにより、オープンテキストはNo.1のシェアを獲得しています。また、ガートナー社の「2020 Magic Quadrant for Content Services Platforms」において、17年連続でリーダーの1社と評価されているのもそのためだと考えています。
2つのレポートをダウンロードしてみてください。
新しいOpenText Content Cloudの詳細については、こちらをご覧ください。
Forrester社のレポートでは、コンテンツサービスの展望についてご確認いただけます。
* Gartner, 「Magic Quadrant for Content Services Platforms」、Michael Woodbridge、Marko Sillanpaa、Lane Severson著、2020年11月16日。本レポートは以前、「Magic Quadrant for Enterprise Content Management(エンタープライズコンテンツ管理分野のマジック・クアドラント)」のタイトルで発行されていたものです。
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