石油や鉱物などの採掘産業、電気・ガスなどのエネルギー産業は、社会インフラを支える重要な産業です。こうした、かつては重厚長大とも言われた資本集約型産業の保守運用担当者は、新型コロナウイルス感染症の拡大による大きな制約を受けながらも、ニューノーマルに対応した業務の遂行を迫られています。
私たちが身を守るために外出自粛をしているさなか、こうした業界で保守運用を担う担当者たちは、私たちの暮らしを支える社会インフラを動かし、修理するために、化学プラントや製油所、パイプライン、発電所などの現場に危険を冒して足を踏み入れなければなりません。
感染症のリスクを避け、現場で費やす時間をできるだけ短縮するためには、正確な図面や最新の手順書などに素早くアクセスすることが必要です。ましてや、紙の文書を探すためにオフィスに立ち寄って時間を無駄にすることなどは絶対に避けるべきでした。
こうしたなか、多くのエンジニアリング企業での採用実績をもつOpenTextは、ドキュメントのデジタル化とセキュアなアクセスを提供することで、彼らの仕事の効率化とリモートワークを支えてきました。
例えば、プラントの資産管理において、メンテナンスに必要な最新の仕様書やプロセスを記載したドキュメントが対象のマシンや工場に合わせて統合されていれば、必要なコンテンツをすぐに見つけることができます。わざわざ紙の文書を持ち歩いたり、複数のシステム内をあれこれと検索する必要はなくなります。
SAPとのシームレスな統合が可能なOpenText Extended ECMなら、プラントの保守・運用に携わる作業担当者の方が、各種のスマートフォンやタブレットで、必要なデジタル文書に簡単にアクセスできます。このアプリケーションは、弊社のプラットフォームを利用中のお客様だけでなく、新規のお客様にもご利用いただけます。現場の保守担当者にとってこのモバイルアプリケーションがどのように役立つのかをこちらのデモ(クリックツアー)でご確認ください。
現場の保守担当の方々は、長年にわたりさまざまな困難に直面しながらも、そうした危機に柔軟に対応する方法を獲得してこられました。以下の動画では、SAP Plant Maintenanceに接続されたOpenText Extended ECM for Engineeringによって、どのように保守業務が迅速・簡単に行えるようになるのかをご紹介しています。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=3&v=CX6i5qVgdLg&feature=emb_logo
また先日、SAPの委託によりコンサルティング会社が行った最新の調査から、エンタープライズコンテンツ管理(ECM)およびマスターデータガバナンス(MDG)ソリューションを導入すると、そのコストを7カ月で回収できることが明らかになりました。その注目の調査結果については下記のプレスリリースをご覧ください。
「コンサルティング会社による最新の独自調査から、 SAPが提供するOpenTextおよびUtopiaのソリューション拡張により 3年間で1,770万ドルのコストを削減可能であることが判明」
https://news.sap.com/japan/2020/06/コンサルティング会社による最新の独自調査から/
Extended ECM for Engineeringを使ってSAP Plant Maintenance内のコンテンツに素早くアクセスする仕組みを詳しく知りたい方は、弊社ウェブサイトをご覧ください。また、各業界向けのOpenTextソリューションの詳細については、業種別ソリューションのページをご覧ください。
SAP NOWでは、経理・契約・人事業務のペーパーレス化に関するソリューションもご紹介しています。
【SAP NOW / Sponsor Session】
NS-09 / オープンテキスト株式会社
「“導入して良かった”紙の業務をデジタル化」~経理、契約、人事のペーパーレス化事例をご紹介~
https://now.sapevent.jp/agenda/
先般の有事を契機にいっきに広まったテレワーク。今後も働き方改革の一環として取り組む企業が増えると予想される中、平時より経理業務や契約書管理、人事業務においても業務プロセスに紐づいたペーパーレスへの取り組みが加速しています。本セッションでは、実際にペーパーレス化を実現していた業務部門のお客様から“導入して良かった”とのお声を頂いた包括的デジタル化への取り組み事例をご紹介いたします。