Webサイトにおける業務の範囲が広がったとしても、なんのストレスもなくビジネスのスピードを維持することができたなら...
それがまさにOpenText™ Webコンテンツ管理(WCM)の最新リリースであるOpenText™ TeamSite™16.6で提供しているものです。 ここでは、カスタマーのデジタルエクスペリエンスを変革し、最適化するために、Webコンテンツのスペシャリストが活用できる主な新機能について説明します。
スマート コンテンツサマリー
TeamSite 16.6は長文のコンテンツを素早く要約して、他のページで簡単に再利用することができます。TeamSiteはOpenText™ Magellan™による自然言語生成機能を使って、最も関連性の高い文言を提案し、コンテンツ作成者はその提案された文言を編集して利用することができます。こうした要約はレスポンシブ対応に有用で、あらゆるデバイスで適切に表示されます。
インテリジェント コンテンツの提案
「インテリジェント コンテンツの提案」機能を使って、コンテンツの検索に要する時間を節約し、より素早くコンテンツを公開することができます。コンポーネントを追加するだけで、画像、メディア、ドキュメントなど、あらゆるコンテンツタイプの中で最も関連性の高いオプションを受け取ることができます。ページのコンテンツとメタデータに対するSolrのインデックスに基づいて、TeamSiteは何を提案するかを決定します。
AIによる画像のタグ付け
マニュアルでの画像のタグ付けは時間を要するとともに、精度にもバラつきがありました。新しいTeamSiteでは、リッチメディア分析を使って、画像に対する説明とキーワードを(個別またはバッチアップロードの両方で)自動的に提供し、一貫性のある正確なメタデータを提供します。
ダイレクトページ メディア
ドラッグ アンド ドロップですぐに使えるコンポーネントのリポジトリを使って、テンプレートまたはページ上のさまざまなアーティファクトを素早く構成することができます。TeamSiteの新しいコンポーネントには、オーディオ、ビデオ、コンテンツアイテム リストがあります。コンテンツアイテム リストの場合、複数のコンテンツアイテムを選択し、タイトル、説明、サムネイルなどの表示属性を選択するだけで、それらをリストとして表示します。
Googleチームドライブ ソース統合
新しい「Googleチームドライブ ソース統合」により、他のユーザーとのコンテンツ作成とコラボレーションが可能となりました。この機能のフレームワークによって、今後はOpenText™ Content Server、OpenText™ Core、Microsoft SharePointなどもコンテンツソースとして追加することが可能となります。
LiveSite Content Services アセットレベル アクセス制御
「アセット レベル アクセス制御」により、どの認証済みユーザーに対してどのアセットが表示されるかを制御することができます。B2B、B2E、サプライヤーおよびパートナーポータルに最適です。アクセス許可はLiveSite Content Servicesで付与されるため、すべての配信チャネルに渡ってアクセスが制御されます。
ファイル管理の強化
OpenText Content ServerのOffice Editorプラグインにより、オペレーティングシステムのデフォルトアプリケーションを使って、簡単にTeamSiteのコンテンツを編集できます。「ローカルで編集」メニューを選択するだけで、ファイルを自動的にロックし、ダウンロードします。編集が完了すると、同様に修正されたファイルがTeamSiteへ再アップロードされます。
フレンドリURL (パーマリンク)
TeamSite 16.6では、ボタンをクリックするだけでコンテンツタイプを憶えやすいURL(パーマリンク)を作成することができます。こうしたフレンドリURLは、そのタイプのすべてのコンテンツアイテムに適用されますが、必要に応じてコンテンツアイテムのレベルで上書きが可能です。パーマリンクはサイトのプロモーションを容易にするだけでなく、検索エンジンがページをインデックスして共有性を向上させることにより、SEO (Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)の結果が向上します。
カスタムレポート
TeamSiteにより、サイト管理者はCMS内のすべてのコンテンツ アクティビティを簡単に把握することができます。標準のスタンダード レポートに加えて、ユーザーはOpenText™ Magellan™ Javaコンポーネントによるカスタムレポートも柔軟に作成することができます。
OpenJDK for TeamSite
TeamSite 16.6は、すべてのサポート オペレーティングシステム (Linux、Windows、Solaris、AIX)で、AdoptOpenJDK.netのOpenJDK 11と、Oracle Java 11の両方で認定されています。TeamSite 16.6以前にサポートされているリリースは、すべて提供されるスクリプトを使ってOJDK8に切り替えることができます。
セキュリティアップデート
すべての新機能に加えて、TeamSiteまたはそのサードパーティベンダーのスキャンで確認されたセキュリティの脆弱性は、最新のリリースで修正されています。詳細は、リリースノートに記載されています。
さらに詳しく:
OpenText Experienceソリューションの最新イノベーションについて、ぜひこちら(英語)でご確認ください。またOpenText Release 16、OpenText Cloud、そしてOpenText OT2のさらなる詳細については、こちら(英語)をご参照ください。
すべての新機能は製品に組み込まれていることから、世界の企業がTeamSiteを改めて見直している理由がわかることでしょう。TeamSite 16.6の詳細説明、あるいはデモのご依頼についてはWebサイトをご覧ください。
(当ブログは2019年7月10日に米国で発表された What’s new in OpenText TeamSite EP6ブログ記事の抄訳を補足したものです)