オープンテキストが、大規模なディスカバリーと規制遵守のための、クラウドベースのeディスカバリーソフトウェアをリードするプロバイダーであるCatalyst Repository Systems, Inc.（本社：米国コロラド州、以下Catalyst社）を買収したことをお知らせします。
この買収により、エンタープライズeディスカバリーおよび法律技術、両市場における当社のリーダーシップが拡大します。新しい機能、新しいエンタープライズ顧客、そしてヨーロッパからアジア、さらには北米に至る、より広範なeディスカバリー市場のカバレージにより、当社のスケールとスコープが、さらに拡大します。
Catalyst Insight製品ラインは、当社の現在のeディスカバリーポートフォリオを補完するものです。追加される機能には、複数事案ドキュメントのサポート、リーガルホールドとホールド指示の管理、eディスカバリーマネージドサービスの専門知識(Subject Matter Expertise: SME)が含まれます。アナリティクスとTechnology Assisted Review (TAR)が当社の統合ソリューションの中核となることにより、オープンテキストとCatalyst社、双方の製品による相乗効果は、今日の市場で比類のない広範なリーガルソリューションを提供するでしょう。
法律技術市場は数十億ドル規模に上ると推定されています。そして人工知能(AI)、アナリティクス、そして機械学習(ML)といったテクノロジが、この市場のイノベーションを推進しています。eディスカバリーの各取り組みの目的(訴訟、規制コンプライアンス、内部調査など)は、可能な限り徹底的かつ迅速に情報を見つけることです。AI、アナリティクス、そしてMLは、従来のアプローチを打ち壊します。企業は自社のeディスカバリープロセスとコストをより適切に管理できるようになり、また法律事務所はより優れ、差別化されたサービスを顧客に提供できるようになります。
オープンテキストは、ホステッド(SaaS)またはマネージドサービスとしてご利用いただけるリーガルリューションで、こうした市場の破壊的な変化を企業が活用できるようにする、ユニークな立場にあります。当社は今後もeディスカバリープロセス、アナリティクス、AI、クラウド、そしてマネージドサービスへの投資を継続し、お客様のために、有効性の向上、インサイトの提供、そして既存テクノロジ投資からのリターン最大化を図っていきます。
Catalyst社の20年間に及ぶトップ企業やトップ法律事務所との実証された成功が、オープンテキスト法律技術ポートフォリオに加わります。そしてそこには、アジアでローカライズされた知識や言語、そして専門知識も含まれています。eディスカバリー、セキュリティ、そしてコンプライアンスの分野でオープンテキスト法律技術ソリューションを信頼してご利用いただいている企業は、Fortune 100の78社に上ります。この買収により、今日最もパワフルで包括的な法律技術ソリューションを提供するという当社のビジョンが、さらに強化されます。
Catalyst社のお客様、パートナー、スタッフをオープンテキストのファミリーに迎え入れることができて、とてもうれしく思っています。
詳細については、プレスリリースをご覧ください。
(当ブログは2019年1月31日に米国で発表された OpenText Buys Catalyst Repository Systems, Inc.ブログ記事の抄訳です)
